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| 2002/04/09(火) | |
| 大阪の美容形成外科で性転換手術後に男性死亡! | |
大阪市北区の美容・形成外科「わだ形成クリニック」(和田耕治院長)で今年2月、東京都小金井市に住んでいた男性会社員(35)が性転換手術を受けた直後に容体が急変し、搬送先の別の病院で死亡していたことが分かった。 同クリニックでは今年1月、大阪市平野区に住んでいた飲食店経営の韓国人女性(39)が美容整形手術を受けた後に別の病院で死亡していることも判明した。 搬送先の病院から「医療過誤の疑いがある」と通報を受けた大阪府警天満署は和田院長から任意で事情聴取したが、手術との関係を否定したという。 同署は因果関係を詳しく調べる。 調べでは、会社員は自分の性に違和感を抱く「性同一性障害」の症状に悩み、2月25日午後6時40分から約5時間半にわたって手術を受けた。 しかし、手術後に容体が急変。別の病院で翌26日午前6時35分ごろ死亡した。 通報を受けた天満署が司法解剖したが、死因は不明。肺に水がたまる肺浮腫の症状を起こしていたという。 また女性は1月13日、あごの骨を削る手術を受けたが、約3週間後の2月4日に死亡した。 司法解剖で死因は特定できなかったが、肺浮腫の症状があったという。 院長は「女性は睡眠時無呼吸症候群だった」などと説明しているという。 天満署からの依頼で、大阪市も医療法に基づいて3月12日に同クリニックの立ち入り検査を実施し、診療体制を調査。 院長は「これまでに3,4人の性転換手術をした」と話しているという。 同クリニックについては2000年にも「性転換手術をしている」との情報があり、市が検査したが、院長は否定した。 同クリニックは1996年に開業。医師は院長1人で、看護師4人が勤務。院長がすべての手術で執刀していたという。 |
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