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 2000/10/15(日)
福岡の図書館、「R18指定」含め、性をテーマに映画特集。

秀作映画の収集・上映を続ける福岡市総合図書館(早良区百道浜)が24〜28日、「揺れるジェンダー/揺らぐセクシャリティ」と題し、性をテーマにした映画を特集して上映する。18歳未満は見られない「R18指定」の映画も1本あり、堅いイメージがある図書館での上映は、話題を呼びそうです。
同図書館は映像ホールを備え、1996年の開館以来、日本やアジアの秀作映画を集めて「アーカイブ(所蔵)権」を取り、専用所蔵庫で保存している。
全国の図書館でも珍しい取り組みで、映像ホールでは所蔵作などをテーマ別に特集上映してきた。
今回は現代の社会問題として「性」に着目し「性犯罪や性同一性障害など、男性社会が生んだ価値基準や偏見を見直すきっかけを作ろう」と東京の配給会社の協力で作品を借り、企画した。
上映するのは、国内外の映画4本とビデオ7本。同性愛やドメスティック・バイオレンス(夫や恋人からの暴力)などテーマは重いが、喜劇あり、ドキュメンタリーありで変化に富んでいる。対象は高校生以上。
R18指定の「天使の楽園」(鈴木章浩監督)は同性愛の男性を中心に展開するラブストーリーで、昨年全国で劇場公開され、話題になった。刺激の強い性描写があるため、この作品に限り、高校生は入場できないが、28日午後3時からある鈴木監督らのトークショーには参加できる。
市総合図書館の岩下治巳・事業係長(47)は「成人映画を公共施設で上映することについては検討を重ねたが、性の問題を考える上で有意義だと考えた。多くの人に足を運んでほしい」と話している。
入場料は、1作品につき一般600円▽学生500円▽高校生300円。
期間中自由に観賞できるフリーパス券は一般3000円▽学生2000円。
詳細は同館(092・852・0608)。

R18指定
日本映画倫理協会の自主基準。性的感情を著しく刺激する行為、著しく粗暴・残虐な行為の描写などを含むと認めた作品を指定し、18歳未満の入場を禁止する。

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