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あるスポーツクラブの駐車場
彼はだんだん夢中になるし・・・
でも、僕は気が気じゃなかった。隣の車の人がいつ帰って来るのかとサイドミラーに目をやりながら彼の力強い手の動きを拒んでいた。
けれど・・・
彼の手は後ろからベルトを持って、拒んでよじる体の空きをついて一気に脱がせていた。
「もう・・・! 駄目・・・」
彼は僕のペニスを咥えながらアナルに指を差し入れようとしていた。
「あ、、、ン。 僕の一番好きな瞬間・・・!」
諦めに似た快感で力が抜けそうになったとき突然、目の前に男の人が居た!!
塀に前向き駐車した車のボンネットの先。その前を通る男の距離は2mもないだろう。
驚いて彼の動きを制すると彼もただならぬ気配を感じたのか僕の股間からゆっくり顔を上げた。
目の前の男は僕の慌てた様子をうかがいながら横切って行った。
男にしてみれば買い物帰りの近道なのかも知れない。
だけど多分、僕達ふたりの男がしていたことを察していたに違いない。
いま思えばよくあんな駐車場でやったものだと自分ながら呆れてしまう。
でも、好きな男と一緒に居ると普通でなくなってしまうものなんだと思うのは間違いでしょうか。
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