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【2410】職場の上司 2009春 OCPO 09/11/16(月) 4:58

【2574】職場の上司 2009 8月上旬 21 OCPO 10/3/2(火) 5:46
【2575】職場の上司 2009 8月上旬 22 OCPO 10/3/2(火) 6:45
【2576】職場の上司 2009 8月下旬 1 OCPO 10/3/2(火) 8:10
【2577】職場の上司 2009 8月下旬 2 OCPO 10/3/2(火) 8:22
【2578】職場の上司 2009 8月下旬 3 OCPO 10/3/2(火) 9:19
【2579】職場の上司 2009 8月下旬 4 OCPO 10/3/2(火) 9:31
【2582】職場の上司 2009 8月下旬 5 OCPO 10/3/14(日) 20:55
【2583】職場の上司 2009 8月下旬 6 OCPO 10/3/14(日) 21:08
【2584】職場の上司 2009 8月下旬 7 OCPO 10/3/14(日) 21:26
【2585】職場の上司 2009 8月下旬 8 OCPO 10/3/14(日) 21:39
【2586】職場の上司 2009 8月下旬 9 OCPO 10/3/14(日) 21:52

【2574】職場の上司 2009 8月上旬 21
 OCPO  - 10/3/2(火) 5:46 -

引用なし
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   J「足ひこずって、怪我でもしたの?」
「いえ、別に。サンダルが壊れただけなので、大丈夫です。」
J「ならよかった。さ、洗い場どうぞ。」

先日使った勝手口の場所で手と足を洗った。
タオルを濡らして汗も拭いた。
このあとお風呂に入れたら最高なのだが、そんなことは全然なかった。

私は上着を脱ぎ、上半身を濡れタオルで拭き着替えのシャツを着た。

この間、Jさんは家に入るわけでもなく、側でずっと私の動きを見ていた。
何だかドキドキした。

ズボンとパンツの着替えも一応持って来ていたが、Jさんに見られていたこともあって、下は着替えずじまいだった。

もし、露出感覚で着替えていたら、ひょっとしたらJさんと…!?

【2575】職場の上司 2009 8月上旬 22
 OCPO  - 10/3/2(火) 6:45 -

引用なし
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   J「草だいぶ取れた?」
「かなりの量取りましたけど、まだまだたくさん残ってますよ。また来ますね。」

Jさんにお礼と挨拶を言って、車まで戻った。
ジャージを着替えなくて泥だらけだったので、シートにタオルを敷いて運転席に座り、家に帰った。

翌朝Jさんからメールが届いた。
J「おはよう。昨日はありがとう。今田んぼに来ていて、あんなにあるとは思わなかった。残りを取っているけど大変だ。」

「おはようございます。お手伝いしたいんですが、今日は仕事があるので、休みの日にまたお邪魔します。」
と返信。
J「ゆっくり取るから大丈夫だよ。またよろしくな。」

そして、8月下旬を迎える。

【2576】職場の上司 2009 8月下旬 1
 OCPO  - 10/3/2(火) 8:10 -

引用なし
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   一週間程して、Jさんからメールが届いた。

J「おはよう。今日は仕事?今田んぼにいます。」
「すみません。今日も仕事です。」
J「了解。お仕事頑張って。」

それから二日後、職場でJさんと一緒になった。
一緒と言っても、Jさんが日勤の上がりで、私が夜勤の入りだったので、軽く挨拶した程度だった。

休憩時間に、次の日Jさんが仕事かどうか見てみると、休みということがわかった。
夜遅かったが、私はJさんにメールを送った。

「今休憩になりました。明日昼頃お邪魔します。」
J「お疲れ様。よろしくお願いします。」

【2577】職場の上司 2009 8月下旬 2
 OCPO  - 10/3/2(火) 8:22 -

引用なし
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   仕事を終え帰宅し、昼過ぎまで寝た。

13時頃、Jさんからメールが来た。

J「こんにちは。仕事お疲れ様でした。今田んぼにいます。」
「こんにちは。これから出ますので、14時までには着くと思います。」
J「気をつけて。」

定番になった(?)荷物を持って、Jさんの田んぼへ向かった。

田んぼに到着し、目を向けると、人影が二つ。

一つはJさん。

もう一つは…

Jさんの奥さんだ!!

【2578】職場の上司 2009 8月下旬 3
 OCPO  - 10/3/2(火) 9:19 -

引用なし
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   「こんにちは。」
J「こんにちは。疲れてるところありがとう。あっ、紹介しとくな、わしの奥さん。」
奥「初めまして、こんにちは。いつも主人がお世話になってます。」
「いえいえ、こちらがお世話になりっぱなしで。」

奥さんのことは、Jさん家前の素通りで何回か見かけたことはあったが、面と向かって話すのは初めてだった。

(コイツがJさんの奥さんか、ちくしょう。Jさんといつでもやれるなんて羨ましい。一日だけでいいから替わってみたい。)

笑顔とは裏腹に、嫉妬心でいっぱいだった。

【2579】職場の上司 2009 8月下旬 4
 OCPO  - 10/3/2(火) 9:31 -

引用なし
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   「じゃあ、早速始めていいですか?」
J「お願いするわ。まぁでも、ぼちぼちで大丈夫よ。」

三者三様に作業を開始した。

私は前と同じように、鎌を持って裸足で田んぼに入り、草を根元から取っていった。

奥さんは、柄の長いハサミで、畦から草の先に実った穂だけを切っていった。

Jさんは、田んぼの畦より一段高い畦の草を草苅機で刈っていった。

Jさんの仕事ぶりはいいとして、奥さんの作業は私にとって有り得ない。
穂がそのまま土の上に落としっぱなしの状況だ。
来年もっと生えたらどうするの!?
まぁ、私の田んぼではないので別にいいのだけれど、ちょっとした敵対心です。

【2582】職場の上司 2009 8月下旬 5
 OCPO  - 10/3/14(日) 20:55 -

引用なし
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   J「そろそろ休もうか。」
Jさんの提案で休憩をとった。
Jさんはサンドイッチとジュースを用意してくれていた。
ちょっとした心遣いが嬉しかった。

奥さん「あなた、私はお爺さんの様子を見に戻りますね。Oさん、今日はありがとうございます。お疲れでませんように。」
そう言って奥さんは家に帰って行った。

Jさんと二人きりの時間になった。
J「うちの奥さんかわいいでしょ。」
Jさんはのろけたが、そう言われると「そうですね」としか言い返せない。
正直奥さんのことは、Jさんの奥さんというだけで許しがたいものがある。
その反面、Jさんが他人にここまで言うことは、奥さんのことが相当好きなんだなと思って寂しくもなった。

ずっと沈んでいても仕方ないので、今はJさんとの時間を楽しもうとした。

【2583】職場の上司 2009 8月下旬 6
 OCPO  - 10/3/14(日) 21:08 -

引用なし
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   この日のJさんは、Tシャツにハーフパンツ、首にタオル、長靴の出で立ち。
一見普通なのだが、シャツの裾をパンツの中に入れて着ているため、ハーフパンツがズレてトランクスのゴムが見え隠れしていた。
今までロッカーでは見たことのない柄だったので、ラッキーと思いながらチラチラ見た。

この日見たトランクスは、黄色と水色のチェックに星が入っている柄なのだが、最近ロッカーで一緒になるとJさんはこのトランクスばかり履いている。
他にもいろんな柄のトランクスを持っているはずなのに、仕事専用パンツにでもなったのだろうか?

そんなちっちゃな出来事を楽しんで、作業を再開した。

【2584】職場の上司 2009 8月下旬 7
 OCPO  - 10/3/14(日) 21:26 -

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   やっとの思いで、細長い田んぼの草取りが終わった。

「大方取れましたかね?」
J「おぉ、きれいになったなぁ。実はこの向こうにも田んぼがあるんだ。」
「え!?」

畦道一本隔てて、一回り小さい田んぼがあったが、大きい方より草は生えていなかった。
すぐに取れそうだったので、もう一踏ん張りして一気に草を取った。

「Jさん終わりましたよ。」
J「ありがとう。これもって帰って食べて。」
Jさんは休憩時のサンドイッチの残りをくれた。
J「わしはもう少しやって帰るわ。」
「それじゃあ失礼します。」

本当は体とか足とか洗いたかったが、Jさんか残ると言ったので、家にお邪魔するのは行ったり来たりになると思って、お願いするのはやめた。

自分の車で生着替えすることにした。

【2585】職場の上司 2009 8月下旬 8
 OCPO  - 10/3/14(日) 21:39 -

引用なし
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   車に乗り込む前に、Jさんの軽トラに近づいた。

窓は開いていない、鍵もかかっている。
私は、ズボンのポケットに忍ばせていたコンドームを仕方なく荷台に置いた。
別に置かなくてもよかったのだが、何かして帰りたかった。

さて、車に乗り、シートを倒して移動させてスペースを作った。
スモークガラスとはいえ、旧国道沿いで割りと車の流れがあり、外から見えていないかちょっと心配した。

着替えながら、私の目は田んぼにいるJさんを追っていた。
(Jさんが切り上げてこっちに来てこの姿見たらどう思うかな?)

車の狭さと格闘しながら着替え終わり、エンジンをかけたぐらいで、Jさんが切り上げて軽トラに戻ってきた。

軽く会釈をして家に帰った。

【2586】職場の上司 2009 8月下旬 9
 OCPO  - 10/3/14(日) 21:52 -

引用なし
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   その後、Jさんとロッカーで一緒になったとき、

J「草取りの後すぐに帰らせたみたいになってごめんな。汗流したかったんじゃないか?後で気づいてなぁ。」
「大丈夫ですよ。」

流石Jさん、鈍感。でも、気づいてくれただけでもよしとしよう。

それからしばらくは何ごともなく、ロッカーの待ち伏せもやったりやらなかったりで、2009年が終わり、2010年になった。

ちょっと前に、
「最近家では忙しくされてますか?」
と聞いたところ、
J「あの夏以来畑はほったらかしだから、また片付けたいなぁ。」
と言っていたので、近々また手伝うことになりそうです。

願わくば、Jさんと一線を越えること期待して…



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