サッカー、イタリア代表のリッピ監督が、同性愛者は同国代表としてプレーさせないとの趣旨の発言をしたことを受け、同性愛者団体が猛反発を示している。
おりしもローマでは同性愛者を狙った襲撃事件が相次いで発生したばかりであり、反差別の機運が高まっていた中、リッピ監督はインターネット上で、同性愛者をプレーさせることは「いらぬ混乱を生む可能性がある」と発言。リッピ監督は06年のW杯ドイツ大会でイタリアを優勝に導いた名将として知られるだけに、若者への発言の影響が懸念される。同性愛者団体は「このような発言は、偏見を助長するだけ」との声明を発表している。
またリッピ監督は今年1月のインタビューで「イタリアにはゲイの選手は存在しない。40年間のサッカー人生で見たことも聞いたこともない」と答えていたが、今回の発言は、イタリア代表アズーリの候補に同性愛者がいるということも暗に意味しており、保守的なキリスト教徒が多いイタリア国民のあいだでは、戸惑いが広がっているとのこと。
同性愛者はどこにでもいるという事実は、近年ようやく一般的に認められるようになってきたが、スポーツの世界は健全、健康、国民の代表といった大衆の欲望が投影されやすいだけにいまだ強固に保守的である。

批評掲示板「サッカー伊代表のリッピ監督、同性愛者差別発言で波紋」
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