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ロッカーまでやってきた。
鍵を開け、荷物を置き、着替える。
Jさんはまず上着を脱ぎ、Tシャツ姿に。
次にズボンを脱いだ。Jさんはトランクスを履いていた。サイズが合っていないのか、デカパンといった感じに見えた。
隙間からチン○が見えれば最高なのになぁと思いつつ、声をかけてみる。
「仕事には慣れましたか?」
J「まぁ、ぼちぼち。」
「何かわからないことがあれば、わかる範囲で答えるので遠慮なく言ってくださいね。」
J「ありがとう。」
当たり障りのない会話。
口下手な私にはこれが限界だった。
しかし、Jさんが着替える時に自分も着替え続けることで、少しずつお互いのことを知る様になった。
J「いつも一緒になるなぁ」なんてことは今まで一度も言われたことはないが、心ではそう思っているかもしれないと、実は心配している。
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